梶賀ダイビングサービス

三重県尾鷲市梶賀にある【梶賀ダイビングサービス】より、梶賀の海情報をお伝えします。

2017年02月

海況データ:2月22日 コカジカ前 水温16.5℃ 透明度15m 

 良い潮が入っているようで、
透明度&水温ともに絶好調のコンディションが 続いています。

そして、ダイビング人生で初めての魚に遭遇しました。
ヤセオコゼ!! だと思います。
サビハゼの観察をしていると、砂地の上をサツマカサゴのような生物が移動、
しかし、よく見ると、明らかに爪のような足で歩いている?!
まるで、ホウボウに似た歩行足、
あとで調べると、サカナウミヒドラというヒドロ虫を付着させているそうです。
超レアらしく、日中は砂中に潜っているらしい。
何かの拍子に出てきたのでしょうか。

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そして、繁殖行動がピークに達しているサビハゼ、
この日はこれまでになく、活発に巣穴堀りを見せてくれました。

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巣穴の入り口に陣取る雄ハゼ、
そして、前回と違い婚姻色っぽい色が、

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背鰭がブルーに輝いているの分かりますか?
そして、今までと違い、全てのヒレを大きく広げて、
どやっと感じで、ディスプレイしてます。

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ほんと、活き活きしていて、別のハゼのように感じます。

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 穴掘りも、すごくスピーディーで、これまでと違います。
もしかしたら、既に産卵がされていて、卵保護をしているのかも。
卵の観察は難しいのでしょうか。
 

今日も気温、水温ともに高く過ごしやすい一日でした(^^♪


水温16.5° 透明度10~13m

水の色は青くて綺麗でした~(*'▽')

ビシャモンエビ、ヒトデヤドリエビ、オドリカクレエビ、シロハナガサウミウシ、

コクテンベンケイハゼ、シビレエイ、etc

マクロからワイドまで楽しめました~(*'▽')

海況データ:水温16.5~17.0℃ 気温21℃ 透明度10m 波少しあり

 春一番のような強南風が吹き、
陸も21℃まで上昇、Tシャツで過ごせました。
また、水温も水底16.5℃、水面は17.0℃もあり、
串本と同じ水温まで上昇してました。

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対岸ポイントのオオモンカエル、定位置に戻ってきてました。
体長25㌢くらいの大型個体。

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梶賀ならではの、ピンクのトゲトサカに付く、オルトマンワラエビ、

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コノハミドリガイも海藻によく付いてます。

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砂地のムラサキハナギンチャクも美しい。

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そして、先日、巣穴堀りをしていたサビハゼ雄は、
またまた、行方不明・・・
ざっと、探しただけでは、見つかりませんでした。
しかし、お腹の大きな雌ハゼは砂地に確認できました。

※本日の画像は、I様とS様にお借りしました。

 

今日は梶賀正おこし協力隊の中川さんと対岸とコカジカマエへ!!

対岸ではヒメギンポの産卵シーンが二カ所で見られました!

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左上の婚姻色バリバリの派手な色のほうがオスで
右側がメスです

オスはメスのまわりをぐるぐるピョンピョン卵を産み付けるのをまってます。

メスは時々ブルブルとからだを振るわせていました!この前後に卵を産み付けているのでしょう

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メスの写真です

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お腹らへんをアップ
卵管がハッキリ確認できます

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さらにアップ!

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対岸のミカドウミウシ

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そしてコカジカマエで安全停止中にであったウミガメ✨

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前回もいたやつでしょうか!?居ついてくれてたら嬉しいですねー( ´艸`)

海況データ 水温14° 透明度8~10m

水の色は青く綺麗でしたがプランクトンが多く少し白っぽくみえていました。

海況データ:水温15.5℃ 気温10℃ 透明度10m  波なし

産卵が近づいている、サビハゼ。
先週の巣穴に、確認しに行くと、
またまたもぬけの空…
焦って周辺を捜すと、


いました‼︎
先週の巣穴は放棄して、
新たな巣穴を掘削したようです。
そして、雌ハゼを待ち構えているよう見えます。
しかし、不思議な光景が、


ほぼ同じ巣穴に、なぜかホシノハゼが住んでいる。まさか、共生なんて考え難いし、どういう関係なのでしょうか?


この雄ハゼ、かなり神経質でしたが、
巣穴作りを見せてくれました。
今回の穴は本格的に深いので、期待できそうです。



ちなみに、周辺にはお腹の大きな雌が待ち構えてました。


早くペアになって繁殖活動を楽しませてね‼︎
(^_^*)

そして、先週コカジカ前に居たツノザヤウミウシの捜索をしてきました。
このウミウシ、コケムシという外肛動物を好んで食べる性質があります。
低空飛行で砂地のコケムシを捜索、いくつか見つかりましたが、ウミウシは付いていませんでした。しかし、コケムシ&砂地のシチュエーションなので、必ず出てくると思います。

※先週の画像です。

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