7月12日 海況データ:コカジカ前〜堤防ビーチ  水温24〜26℃  気温31℃   透明度5〜6m

ショップの裏山は蝉の大合唱で、夏がきたー‼︎ 
梅雨はどこへ?と言いたくなる、蒸し暑い一日でした。

水温も浅場が急上昇していて、
水深10m付近で24℃あり、水面は26℃になっています。

この高水温で繁殖活動も盛んになってきました。

まずは、やっと咲いてくれた、
ウミヒルモの花です。


コレは海藻ではなく、海草で、陸の植物に近い仲間です。

遠くから見るとこんな感じ、

水中でお花見ができるなんて、
なかなかステキです。

そして、そこにはこの子もたくさん。
そう、サビハゼの幼魚です。


冬場に産卵をする変わりもので、
この冬は個人的に繁殖シーンを追っていた、思い入れの強いハゼ。

冬場はあんなに少なかったサビハゼですが、
現在、堤防ビーチの砂地に大量に生息してます。
いったい、冬場どこで産卵していたの?
って聞きたくなります。

そして、テンジクダイの仲間達も、
始まってました。

まずは、クロホシイシモチのペア。


左がメス、右がオス。
口内保育で、発眼してます。


ハッチアウトが見たいー
梶賀はナイトができないので、
残念ながら見れません。

しかし、クロホシイシモチだけは、
珍しく昼間に産卵するので、
産卵後オスが卵を咥えるシーンは、
観察可能‼︎

昨日も産卵の瞬間をスクープしてやろうと、
睨みをきかせてましたが、
残念ながら遭遇できませんでした。

また、ペアのイシモチをよく見ていると、
メスがオスを口で突っつく、
まるでイチャイチャしているような、
面白いシーンが目につきます。




この2匹は産卵後間もないようで、
オレンジ色の卵を咥えてます。



産卵前ですと、メスがオスにアピール目的で突っつくようですが、
産卵後の突っつき行動は、ハッキリと分かっていないようです。

そして、同じテンジクダイの仲間、
スジオテンジクダイです。
こちらも、見ていて恥ずかしいくらい、
メスがオスを突っついてました。

テンジクダイ達の、このイチャイチャシーン、
とても癒されますよー

そして、最後に巣作りが超活発になってきた、
ナガサキスズメダイ、


水温の上昇に伴い、
産卵場所がオープンな所にする、
個体が増えて、撮影&観察が容易になってます。


産卵後、3〜4日目くらいだと思います。
眼級が薄っすら見えてきてます。

生態シーンが、見どころいっぱいの梶賀、
ご予約をお待ちしております‼︎(^ω^)